02/24首相は、65歳以上の高齢者へのCOVID-19ワクチンの接種を04/12に始めると発表した。更に、02/26ワクチン接種を担当する河野規制改革担当大臣は「ファイザー社との交渉の結果、6月末までに65歳以上の高齢者全員が2回接種する分のワクチンを、自治体に配送できるスケジュールで供給を受けることで大枠で合意した。ただし、EU=ヨーロッパ連合の承認が大前提だ」と述べ、高齢者向けのワクチンについて、6月末までに全国の自治体に...
良く解釈すれば「04/12に高齢者への接種を始める。また、6月末までには2回接種する分を自治体に配送できる。但し、完了期日は自治体任せ」という事か?それはそれとして、「COVID-19ワクチン疑問」の第2弾である。
何を以ってワクチンの効果と呼ぶのか
- 感染しない。しにくい。
- 感染しても軽い、死ぬほどには至らない。
- 症状の軽重は兎も角として、治療がしやすい。白黒の決着が早く、医療崩壊を防げる。
未知数の副作用は
ワクチン開発期間は短かった。伴って副作用に関して接種後のチェック期間が短い事から、アナフィラキシー等の短期間に出現する副作用に関しては判ったのかも知れないが、ギラン・バレー症候群等の接種後に期間を置いて出現する副作用については未知数である。
御先棒担ぎのマスコミは至って無責任に打つことを奨めているがごとき報道をするが、河野大臣などは「打つか打たないかは個人の判断」と言う。尤もである。いずれにしても、接種を受けるについては「死んでも文句は言いません」という恒例の同意書を書かなければならないであろう。
接種後死亡の場合は4420万円 コロナワクチン、国が補償:東京新聞 TOKYO Web(21/02/19)
どのワクチンを打たれるのか
当面はワクチンと呼ぶ物は「米ファイザーと独バイオンテックが開発したmRNAワクチン」の事で、16歳以上を対象に、3週間の間隔を空けて2回接種するということらしい。しかし、ファイザー製の輸入時期が不鮮明な事から、他のワクチンとの混戦が予想される。最近の不様な日本政府の対応を見ていると、西系から入荷しないとなると、東系(中国・ロシア)からでも構わず輸入するかも知れないと邪推するが...ワクチン不足が原因で日本国内で死人が増えたとしても、米製しか買わないか。とは言うものの、自国を優先すれば、日本に回ってくるのは何時のことになるのだろう。
昼のワイドショが取り上げる国産のワクチンと治療薬はどうなっているのだろうか。
- 新型コロナウイルス 治療薬・ワクチンの開発動向まとめ【COVID-19】(2月26日UPDATE) | AnswersNews
- 世界各国で開発中の新型コロナワクチン 主な種類は| NHKニュース(20/12/08)
- 国産COVID-19ワクチン、世界を視野に開発を:日経メディカル(21/02/18)
- コロナワクチン 国産ワクチンの開発状況|NHK
65歳以上and持病持ちの俺は、自分が望めば先行接種を受けられる。未知の副作用に関するリスクを承知で米ファイザー製を打つか、ワクチンが出回らなくなるリスクを承知で副作用が見えるまで半年-1年を待つか...でも、知らない内に抗体ができていてワクチンは不要かも知れない..慌てて打ったワクチンは来年は効果が無いかも知れない。いずれにしても、「6月末までに自治体に配送できる」という河野担当大臣の発言を信じたものにしても、右から左に接種できるハズも無く、運良く接種を受けても7月下旬の東京オリンピック開幕までに効果を発揮しない。東京五輪で仕事をする事になる65歳以下の人達の順番は、早くても秋風が立つ頃になるのではないだろうか⁉️
先行接種対象の俺にしたところで、思案していて時期を逃してしまえば、次回は来年になる事を覚悟しなければなるまい。あるいは、免疫が1年以下なら、来年にも接種できないかも。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
- 新型コロナワクチンについてのQ&A|厚生労働省
- 新型コロナワクチンの開発状況について|厚生労働省
- ワクチンの有効性・安全性と副反応のとらえ方について(PDF)- 厚生労働省
- 新型コロナウイルス感染症に係るワクチンの接種事業について(PDF)- 厚生労働省
- 予防接種健康被害救済制度|厚生労働省