COVID-19渦とやらを生き延びた連中は、ハロウィンだのとはしゃいでいる。次は秋の行楽ということで、アチコチの観光地に出かけるのだろうか。外出規制が長かったから旅行費用は存分に..となるのか、諸物価高騰の煽りで、こじんまりと御近所ウロウロなのか。いずれにしても、自宅に居れない日本人が多いのだろう。俺は、秋田県の北東部にある鹿角郡(現・鹿角市)で生まれた。最近ではクマで有名なようだが、クマは昔からいて里人...
次は秋の行楽ということで、アチコチの観光地に出かけるのだろうか。外出規制が長かったから旅行費用は存分に..となるのか、諸物価高騰の煽りで、こじんまりと御近所ウロウロなのか。いずれにしても、自宅に居れない日本人が多いのだろう。
俺は、秋田県の北東部にある鹿角郡(現・鹿角市)で生まれた。
最近ではクマで有名なようだが、クマは昔からいて里人と共存していた。そのバランスが崩れてきたのだろうか。
鹿角郡では秋北バスなる路線バスが走っていた。当時、路線バスに乗って出かけるような用事は殆ど無かった。1~2時間程度なら歩いて行った。だから、「秋北バスに乗った」という出来事は、子供心には大変な事件であった。
鹿角郡の中心地である花輪町には、赤色っぽい車体の秋北バス以外に、青色っぽい車体のバスが乗り入れていた。秋北バスに乗るだけでも事件であった俺には、青色っぽい車体のバスの事は知る由もなかった。後に知ったが国鉄バスであった。あまねく公平とすることが建前の日本では、国鉄のレールが曳けない場所には国鉄バスを走らせていたため、「奥入瀬→十和田湖」付近は国鉄バスでカバーしており、青森駅や弘前駅などから利用できた。聞けば、未だにJRバスとして路線が有るそうだ。
2017 路線バス JRバス 青森駅→奥入瀬→十和田湖 秋季バージョン 4K版
当地北陸でも新幹線が延伸され、観光には便利になると関係者は言う。
しかし、目的地に素早く到着する交通手段が便利なのだろうか。遠くの土地を訪ねるには、それなりの時間を掛けるのが楽しみというものなのではないだろうか。
バス運転手不足の先駆けだったのかもしれないが、数年前から長距離バスが減っているらしい。国鉄が元気だった昔は県境を跨いで運行されるバス路線が少なくなかった。往路に1日掛かりで向かい、目的地で宿泊して朝から復路を運転するドライバーも珍しくはなかった。そんなドライバーと同宿すると、想い出話を聞くのが楽しかったね😋
路線バスの長距離運行ランキングTOP5【ゆっくり解説】
国鉄が個人旅行客の増大を目的に1970年から始めたディスカバー・ジャパン (DISCOVER JAPAN) 。キャンペーンの副題は「美しい日本と私」。
観光立国推進基本法は、観光基本法を全部改正して2006年に制定された。 ちなみに、総理大臣は安倍晋三氏である。日本を観光立国とする発案者は、安倍氏の前任である小泉純一郎氏であろう。以来、日本は現在の体たらくに向かった。