処理水でも汚染水でも何と呼ぼうと、日本政府が拘る姿勢がおかしいと思うのですよ。日本が多核種除去設備(ALPS)で処理した水は、世界的に比較しても上出来のようです。少なくとも中国が海洋放出しているそれよりは桁違いに処理されているようですよ。中国はその汚染水を海に面する何処かから海洋放出しているのですから、海流から推察するには近場の韓国なんぞは堪ったものではないでしょうし、さらに下流の日本海側の対馬海流は勿...
日本が多核種除去設備(ALPS)で処理した水は、世界的に比較しても上出来のようです。
少なくとも中国が海洋放出しているそれよりは桁違いに処理されているようですよ。
中国はその汚染水を海に面する何処かから海洋放出しているのですから、海流から推察するには近場の韓国なんぞは堪ったものではないでしょうし、さらに下流の日本海側の対馬海流は勿論、太平洋側の黒潮だってわかったものではないでしょう。
ですから日本政府が中国と喧嘩するべきことは「おまえには言われたくない」「おまえだってやってるだろう」であり、「おまえが自国で採って食っている海産物よりは無害」であることを説得するべきだと思います。
>汚染水・処理済み汚染水・処理水 違いは:朝日新聞デジタル(2021年4月13日)
中国の複数原発がトリチウム放出、福島「処理水」の最大6・5倍…周辺国に説明なしか : 読売新聞(23/06/23)
中国が国内で運用する複数の原子力発電所が、今夏にも始まる東京電力福島第一原子力発電所の「処理水」の海洋放出の年間予定量と比べ、最大で約6・5倍の放射性物質トリチウムを放出していることが、わかった。日本政府が外国向けの説明用に作成した資料から判明した。中国政府は東電の処理水放出に強く反発し、官製メディアも動員した反対キャンペーンを展開している一方で、自国の原発はより多くのトリチウムを放出している。
🙃
それはそれとして、他人が悪事を行っているから自分もやっても良いという理屈では無いと思います。悪事はしないに越したことはありません。
要するに、人間は、「事故処理」とか「最終処分方法」の答えを持たないままに、禁断の箱を開けてしまったのだと思います。
その意味で、(福島県民には叱られそうですが)チェルノブイリと同様に封鎖処理しておき、後の事は未来の人達に委ねるべきです。海洋放出して散らばってしまったのでは余計な手間が増えます。まあ、汚染水を捨て続けても、溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)はそのままになるのでしょう。
「封鎖処理」するためには、福島第1原発の周辺地域も併せて封鎖しなければならないでしょう(まあ、既に戻って住んでいる人は、望むならそのままでも良いのかも)。当該地域の人達は気の毒と思わなくもありませんが、原発を新設する時はwelcomeだったのだし、その後貰っていた支援金的なものはそのような場面に備えた国の対応だと思います。この期に及んで、「東京電力の設備..」と愚痴るのは見当違いです。
#岸田政権交代 #衆議院解散 #内閣総辞職
過去記事:岸田内閣で良いのか🤪 / 「汚染水」vs「処理水」 / 中国からの誹謗中傷.考 / 「原発は安全である」⁉️ / 汚染水の放出に反対 / サンマだけではない / 汚染水放出、IAEAは⁉️ / 汚染水.海洋放出されたら
処理水風評被害対策、計800億円は、政策の失敗から必要となった。
マイナカードの餌代のポイントといい、政策の失敗から無駄な支出が多い。