某テレビの某番組では、某金持ちの令嬢が 「お嬢様」 と持ち上げられて、お嬢様らしからぬ事をさせられている。年齢を聞くと三十歳超とのことだ。 三十路の女性をつかまえて 「お嬢様」 と呼ぶのは、小バカにしているのでは既婚女性でも 「アラフォー」 とかで年の経つのを忘れた事を楽しんで(?)いる時代だ。 ※アラサー三十路の山は知らない間に過ぎ去っているのだろうか。 「おばさん」 と呼ばれることを嫌がり、「おねえさん...
年齢を聞くと三十歳超とのことだ。 三十路の女性をつかまえて 「お嬢様」 と呼ぶのは、小バカにしているのでは

既婚女性でも 「アラフォー」 とかで年の経つのを忘れた事を楽しんで(?)いる時代だ。 ※アラサー
三十路の山は知らない間に過ぎ去っているのだろうか。 「おばさん」 と呼ばれることを嫌がり、「おねえさん」 とのことだ。 以前テレビで、女子中学生に 「おばさんとは、何歳から?」 という質問をしたところ 「女子高校生から」 という回答が圧倒的であった事を記憶している。 要するに、年長者は 「おばさん」 であるとともに、考え方が 「おばさん」 なのだろう。 また、「おばさん」 と呼ばれるのを嫌がるのは漫画 「オバタリアン」 に通ずるのかな。
何歳からが 「おばさん」 であるのか(?) は さておき、三十路の女性を 「お嬢様」 とは珍奇である。
半世紀ほど前迄は 「行かず後家」 という呼び方があった。 結婚適齢期を過ぎた女性に対する蔑称だ。最近は "負け犬" かな。 結婚適齢期は時代により異なるのかも知れないが、半世紀前では25歳迄と考えるのが通例だろう。
25歳に近づくにつれてアセリだし、25歳を過ぎても なんとか30歳迄には結婚することを望む女性が多かった。
今では、30歳はおろか40歳になっても大したことではないらしい。 それでも、結婚を望む心理が理解できない。

そもそも、結婚(婚姻・入籍) とは何の為の制度であろう。 少なくとも日本における婚姻の目的は、子孫繁栄である。
日本の一夫一婦制による入籍は、子供の育成義務と、親の遺産相続の明確化を図ることに尽きる。
日本で結婚を望むということは、育成義務と相続権を取得したいということだ。 フランス等の西洋諸国では事実婚が一般的で、"日本では入籍によって得られる権利" を得られると聞くが、日本国民の場合はそうはいかない。
最近では "同性婚" といった新しい概念も出ているが、異性間の婚姻が通常概念であろう。
"同性間" にしろ "異性間" にしろ、愛を確かめ合うだけならば、婚姻し入籍する事に意義は無いだろう。
また、生殖能力が疑われる年代になったなら結婚という儀式に拘らずとも、内縁関係で同居するだけで良かろう。

結婚適齢期とは、男女共に、子孫を残す為の精子と卵子が元気な時期を示していたのだろうか。
以前に比べて伸びた平均寿命から類推すれば、女性の結婚適齢期が 25歳⇒35歳 となったのかも知れないが、寿命と排卵期が比例するとは考えにくい。 すなわち、適齢期は変わらないと考える。
適齢期を過ぎ去った男女が婚姻し、ヨレヨレに疲れた精子と卵子からできた子供が生活保護を受けながら暮らす日本には、どんな未来が待っているのだろう。 それに比べれば、高齢化社会と過疎化への対策なぞは..
時事ドットコム:【図解・社会】若年女性が半減する896自治体(2014年5月)
結婚してみた結果として子供ができない事は神のみぞ知ることかもしれない。
結婚する意志が無いのであれば、面白おかしく勝手気ままに世の中を送るのも悪くはあるまい。
しかし、結婚して子供をもうけたいのであれば、早めに手を打つほうがよろしかろう。
"孫のような年代の我が子を溺愛して育てる高齢者" という構図は、いただけないのではないだろうか。

お坊ちゃま・お嬢様と呼ばれる三十路を過ぎた男女は、どうしたもんだろうね~
なお、本文中で不適切な表現があったら、こめんなちゃい

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