【20/07/20追記】
この記事を未だに閲覧する皆様へ07/15公開のChrome
v84.0.4147.89を以って、私の環境でTLS 1.0/1.1がデフォルト無効を確認しました。また、同日には新しいMicrosoft Edge及びFirefoxもTLS 1.0/1.1がデフォルト無効化済みです。
関連過去記事:
SSL / TLS設定チェック (参考:
ChromeのTLS設定方法? /
★SSL / TLS 設定方法:2 /
Chromeの新機能:学 /
TLS 1.0/1.1サポート終)
延期されていたTLS 1.0/1.1のデフォルト無効化、6月から順次実施 | スラド セキュリティ(20/06/15)2020/03/18、主力Webブラウザがディフルトで安全なSSL / TLS 設定となった為、こちらにて総括。
【追記:2019/08/26】本記事を閲覧の皆様へ。この記事よりも★SSL / TLS 設定方法にまとめました。
半年ほど前にセキュリティ上から、パソコンをネットに接続する為の仕掛けを「TLS 1.2」のみにした。要するに、「SSL 3.0、TLS 1.0、TLS 1.1」は使用しない設定也。当然ながらJAVAの利用は無効とし、アンインストール済也。
関連過去記事:Yahoo! JAPANがTLS1.2へ / Win 10は快調に動作 / ブログにアクセスできない / e-GovがJava抜きに / ネットのセキュリティ / Edgeの常時SSLエラー
しかし、世の中はどんどん進化しており「TLS 1.3」になろうとしている。既に「SSL」規格は過去の物だ。
ウェブ上のデータ保護を高速化するTLS 1.3、ついに完成 - ZDNet Japan
1994年、ウェブのパイオニアでMozillaの前身であるNetscape Communicationsは、人々が重要データを傍受される心配なく、クレジットカード番号やパスワードをブラウザ上で入力できる方法を必要としていた。その結果生まれたSecure
Sockets
Layer(SSL)は、現在TLS(Transport Layer Security)と呼ばれている業界標準に進化した。ブラウザがウェブサイトの読み込みに利用するHypertext Transfer Protocol(HTTP)をセキュア化したHTTPSの「S」は、このSSL/TLSを意味している。
GoogleやMozilla、Cloudflareなどの企業は、ログインページのような明らかにデータ保護を必要とするページだけでなく、すべてのウェブページの暗号化を強力に推進している。
WebブラウザのChromeやFirefoxでは、近々にリリースされるバージョンでTLS 1.3対応となるようだ。
- IETF、「TLS 1.3」を正式リリース ~「Firefox」「Google Chrome」は最終草案に対応 - 窓の杜
1.「Firefox」では完成版とほぼ同等の“Draft 23”の「TLS 1.3」がすでにサポートされている。正式版のサポートは2018年10月に予定されている「Firefox 63」で「TLS 1.3」となる。
2.「Google Chrome」では、“Draft 23”がPC/Android版「Google Chrome 65」で実装されている。
3.「Microsoft Edge」の「TLS 1.3」対応は開発中というステータスになっている。

ネット社会の進歩が著しいから、遠からじこのlivedoorブログも常時SSL化(https://)されるだろう。ブログの入り口URLが(https://)になっても、(https://)貼付けてある画像等のURLが以前のまま(http://)では
混在コンテンツということで、各Webブラウザではエラー表示され、ネット世界では悪人扱いになる。重い腰の行政機関も中央の
e-Govが
動き始めたから、常時SSL化や「TLS 1.20 ⇒ TLS 1.3以外のPCからのアクセス拒否」も早いだろう。
俺もこのlivedoorブログの常時SSL化に備えようと考えていたが、既に常時SSL化されているFC2ブログ利用者で、既存ブログは残置し新ブログに乗り換えたという技がある事を知った。 それも良いかも。
Microsoft Edgeで
FC2ホームページの常時SSL化されているページである「
https://nonn634.web.fc2.com/test.html」にアクセスした際に以下のエラーが表示される場合、「TLS 1.0」が使えない状態になっていると考えられる。IE 11 でも類似したエラー表示となる。これは、安全なSSL/TLSの設定がなされている場合に表示されると考えている。

俺のパソコンの現在環境 64bit、Windows 10 v1803 OSビルド 17134.228 (2018/08/22、
KB4100347対応済)


Internet Explorer 11.228.17134.0、Edge 42.17134.1.0、Firefox 61.0.2、Chrome 68.0.3440.106

セキュリティソフト カスペルスキーインターネットセキュリティ
歌うキツネ :
各種ブラウザの SSL 3.0 プロトコル を無効にする半年ほど前にセキュリティ上から、パソコンをネットに接続する為の仕掛けを「TLS 1.2」のみにした。要するに、「SSL 3.0、TLS 1.0、TLS 1.1」は使用しない設定也。
というつもりでいたが、上記サイトを参考にして「Webブラウザの SSL/TLS プロトコルバージョンの、有効/無効の状態を確認をできる「
QUALYS' SSL LABS」 にアクセス調べたところ、IE 11とEdgeはそのように設定されていたが、FirefoxとChromeでは「SSL 3.0」は不使用設定であったが、「TLS 1.0、TLS 1.1、TLS 1.2」は使用する設定になっていた。これでは
FC2ホームページの常時SSL化されているページである「
https://nonn634.web.fc2.com/test.html」にアクセスしてもエラーとならななくて当然である。と判ったので、Firefoxは「TLS 1.2」のみ使用とし、他は不使用に再度設定した。設定の方法は「
Yahoo!セキュリティセンター | セキュリティ強化のお知らせ」が参考になる。しかし、Chromeは設定できない。明確に説明されたサイトは見当たらないが、
Google Chrome ヘルプ フォーラムによれば「Chromeはインターネットオプションのプロキシ設定以外は無視している」との記述から推測するには「弄れない」ということのようだ。(※
参考)「
SSLとTLSの設定 | 早稲田大学ITサービスナビ」によれば『ディフォルトChromeはSSL 3.0非対応』だが「TLS 1.0、TLS 1.1」は対応している。
しかし、プロトコルを変更する方法は滞京されていない様子につき、後はGoogle様の言うとおりにするしかないだろう...という事で「TLS 1.0、TLS 1.1に非対応」版が提供されるまでChromeは原則使わない事。
【08/26 追記】

※FC2ホームページではSSLの認証にノートン(Symantec)傘下の認証局が発行したTLS証明書を使っていると見られる節が有る(過去記事)。本件(08/24、08/25)の原因はそのあたりにあるのかも?
※他にも類似したサイトは見受けるが、俺が常用するところでは「スラド」だけで画面表示乱れが発生している。これは、同サイトへの登録ユーザーの認証する際の認証の問題と見受ける。また、08/26 14時点、「日本ブログ村のブログパーツ」からはジャンプできない。「ブログバナー」からはジャンプできるが完全動作はしていない様子也。
【追記:2019/08/26】本記事を閲覧の皆様へ。この記事よりも★SSL / TLS 設定方法にまとめました。【
SSL/TLSを設定する方法、まとめ】2018/08/24以降、本件の変更はこのまとめにより、過去記事は無視。
SSL/TLSの設定方法(過去記事:SSL/TSLの設定)【その他、参考】クレジット会社等でAndroidの設定方法が書かれている。結論として「TLS 1.2に対応させる方法は書かれているが、1.0や1.1を使わない方法は書かれていない。
『[IT 管理者向け] TLS 1.2 への移行を推奨しています – Microsoft日本のセキュリティチーム』
過去記事:Windows 10の不調記録:3 / アドインのインストール状況:02 / ソフトのインストール状況:02 / ブラウザのアップデート:新 / Snipping Toolの代わり / マイニングの遮断を行う / ブラウザのautofil無効化
【重要】セキュリティ強化に伴うTLS1.2への切替を10月2日(火)実施 – exciteヘルプセンター
※※上記「歌うキツネ」の説明では『 [security.tls.version.min] を[3] に書き換える』としているが、本excite説明では『「security.tls.version.max」を[3] に書き換える』』とされている。また、「4」(ディフォルト)でTLS 1.3となるとのことで、下図とする。これにより、「TLS 1.3、TLS 1.2」のみとし、「SSL 3.0、TLS 1.0、TLS 1.1」は使用しない設定也。

[security.tls.version.max] を[4] 、[security.tls.version.min] を[3]

※なお、 [security.tls.version.mix] を[4] ではFacebookとfeedly・DuckDuckGoでのみ『安全な接続ができませんでした』エラーが出る。[3]であれば問題無し。
ということで、2018/10/19現在、[security.tls.version.max] を[3] 、[security.tls.version.min] を[3]とし、「TLS 1.2」のみとし、「TLS 1.3」と「SSL 3.0、TLS 1.0、TLS 1.1」は使用しない設定也。
MozillaZine.jp フォーラム • トピックに質問: TLSを変えるとFacebookにアクセスできない
結果、[security.tls.version.max] を[4] 、[security.tls.version.min] を[3] とし、[security.tls.version.fallback-limit] を[4]⇒ [3] 書き換え、Facebookとfeedly・DuckDuckGoにアクセスできない事は解消された。(歌うキツネ : 各種ブラウザの SSL 3.0 プロトコル を無効にする)
[セキュリティを考え.tls.version.fallback-limit] の [3] 書き換えは中止し、ディフォルト[4]に戻した。
Behavior for security.tls.version.fallback, max and min | Firefox サポートフォーラム
MozillaZine.jp フォーラム • トピック - 37.0以降、特定サイトに接続できなくなりました
2018/10/20追記 昨日のまま([security.tls.version.max] を[4] 、[security.tls.version.min] を[3] 、[security.tls.version.fallback-limit] を[4])で何もしなかったが、今朝PCを起動したらFacebookとfeedly・DuckDuckGoにアクセスできるようになった。不思議也。(カスペルスキーの要再起動Updteが有った)
TLS1.2を有効にするためのブラウザの設定変更 (
上記記事より無断転載)
▼Internet Explorerをご利用の場合
1.Internet Explorerを起動
2.ブラウザメニューの [ツール] から [インターネット オプション] を選択
3.[インターネット オプション] ダイアログ ボックスの [詳細設定] タブを選択
4.[セキュリティ] カテゴリで、[SSL 3.0 を使用する] チェック ボックスをオフにし、[TLS 1.2 の使用] チェックボックスをオンにする
5.[OK]ボタンを押してダイアログボックスを閉じ、ブラウザを再起動
▼Chromeをご利用の場合 (※70.0.3538.67(Official Build)(64 ビット)では異なるようだ。
前記スラド セキュリティから推測するには「「
chrome://flags/」画面で有効なTLSの最大バージョンの選択肢に「TLS 1.3」が存在する」との事也。(※
chrome://flags の説明と利用上の注意)
1.Chromeを起動
2.ブラウザメニューの [設定] から [詳細設定] を選択
3.下部の[プロキシ設定を開く]を選択
4.[詳細設定]タブを選択
5.[セキュリティ] カテゴリで、[SSL 3.0 を使用する] チェック ボックスをオフにし、 [TLS 1.2 の使用] チェック ボックスをオンにする
6.[OK]ボタンを押してダイアログボックスを閉じ、ブラウザを再起動
▼FireFoxをご利用の場合
1.Firefox を起動
2.アドレスバーに「about:config」と入力
3.「動作保証対象外になります!」といった警告が表示された場合、「使用する」を選択
4.「security.tls.version.max」の行を探し、行をダブルクリック
5.「整数値を入力してください」と表示される画面で、半角数字で「3」と入力し[OK]
※「3」は「TLS 1.2」をあらわします 。Firefox 49 以降は「4」(「TLS 1.3」) のままで構いません。
6.[OK]ボタンを押してダイアログボックスを閉じ、ブラウザを再起動
▼Safariをご利用の場合
設定の必要はありません。ブラウザのバージョンを最新にしてご利用ください。


Peer using unsupported version of security protocol. エラーコード: SSL_ERROR_UNSUPPORTED_VERSION
追記:2020/03/16
【Firefox】SSL_ERROR_UNSUPPORTED_VERSION の対処法 | ハルパス
※特別な理由がない限りは、戻るボタンでページ表示を中止