無無無庵2

(むさんあん) - 思考が無く - 躰が無く - 心が無く

トキメキ団塊親父のセカンド・ステージ - 退職爺のボケ封じ

世襲の復活を

歌舞伎の社会では、世襲により伝統が引き継がれていると聞く。
歌舞伎に限らず、伝統とされる芸能では世襲となっているようだ。
芸能に限らず、その本髄を知らなければ物事を行えないような工芸等でも世襲が多い。

古くは士農工商と呼ばれた身分制度があったが、あれは身分制度として捉えるよりは世襲なのではないだろうか??
百姓(農業) にしろ、鍛冶屋(工業) にしろ、先人の教えが無しに出来るような技ではあるまい。
商人と呼ばれる職種は多彩であるが、蕎麦屋にしろ、問屋にしろ、同様であろう。
世襲のように子孫が代々承継せずとも、師弟のように血縁関係が無くとも技を継承できることが望ましい。
明治維新以来、白いワイシャツにネクタイを締める人種があたかも偉いかのような社会風潮の中で、誰でもがサラリーマンになってしまった。
サラリーマンこそは、親の背中を見ながら子供の頃から覚えなければならない伝統的な技術を必要としない仕事なのではないだろうか

太平洋戦争以降は、世襲を必要としていた色々な仕事か廃れてしまった。
一旦廃れてしまった仕事や技を復活させることは、とっても難しいことだ。
世襲の中で教わってこれたことを、ゼロから開発していかなければならない。
半世紀以上も人間を続けると、廃れてしまった技の大事さが判ってきたような気がする。
それでも困難を下して、世襲の復古をおこなうべき時期になったのではないだろうか。
技術大国であった日本は、衰退の道を辿っていると言わざるを得ない状況だ。 勲章を出せば良いもんじゃない。

廃れ行く世襲が多い中で、芸能界では歌舞伎の世界を真似るかのように2代目・3代目が出ている。
役者や歌手になるのに世襲が要るのかな~とも思うのだが....
船越英二氏の長男である船越英一郎氏などを見ると、最近は父親の演技(台詞まわし) に似てきたな~等と思ったりもする。
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最終更新日 : 2021-01-16

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