(むさんあん)、思考が無く.躰が無く.心が無く

トキメキ団塊親父のセカンド・ステージ.退職爺のボケ封じ

五五分けできる程の顔?

世の中はすっかり年末年始モードに入っている。特にテレビは酷いものだ。
中でも国営放送は大晦日の紅白歌合戦とやらの宣伝で、通常番組はそっち除けである。
毎年のことながら、我が家ではあんな物は絶対に見ないが、突然始まる番宣は目に入ってしまう。そんな番宣を眺めると、今どきの男性、特に男性グループは理解できない。

最近の芸能人では「五・五分け」のヘァスタイルが増えた。
「センター分け」とも言うが、女性よりも男性に多いと見る。
俺の周囲では、学生時代と言い、仕事人時代と言い、「五・五分け」は皆無に近かった。
「七・三分け」が多かったようにも覚えるが、先輩では歌手の舟木一夫氏を真似た形もいた。流行り廃りを追い掛けるのが世の習いとすれば、最近は一般人でも「五・五分け」するのは芸能人を真似ているのだろうか。

俺の周囲で「五・五分け」が少なかったのは、美男子が少なかったためであろう。
当時は、「五・五分け」するのは美男子という暗黙の掟があった。フォークシンガーとか、反戦活動家的な輩で長髪する男子が少なくなかったが、「五・五分け」する者は少なかった。
人間の顔は左右対象にはできていない。しかし、多少なりとも左右対象に近づいた顔の持ち主は美男・美女なのだそうだ。そのような美男子であれば、髪型も左右対象の「五・五分け」が似合うという算段らしい。顔そのものが歪な者どもは、「七・三分け」とか舟木一夫カットにして何とかカバーする工夫をしたということらしい。

最近の若者はその見解とは別の見解らしい..少なくとも、「五・五分け」は美男子の姿という考えは持ち合わせていないようだ。芸能人ですら美男子とは限らない者が「五・五分け」している。とは言うものの、「他人様の前に顔を晒すという芸能人という商売は美男・美女である」という俺の認識は誤っていたのかもしれない。
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