(むさんあん)、思考が無く.躰が無く.心が無く

トキメキ団塊親父のセカンド・ステージ.退職爺のボケ封じ

別府の宿の思い出

その昔、仲間の結婚式で大分に行った。
目的を果たした翌日は別府に宿泊し大酒を飲んだ。普段から仕事と称しては酒盛り三昧の連中4人組なのだから、飲むと言っても半端ではなかった。初日は結婚式、2日目は観光のレンタカー内で飲み。最後の3日目の夜まで、疲れも知らずに飲んだ。ふぐ屋で下拵えをした後は、何軒ハシゴしたのかは覚えていない。それでも全員揃って4日めの朝を向かえたのは幸運であったと言えよう。翌日は二日酔いの頭を抱えたまま、観光のタクシーに乗り適当に案内してもらったのだが、どこを回ったのかは覚えていない。それでも、飛行機の時刻を睨みながら、午前中で観光は止め別府市内で食事ということになった。食事と言えば聞こえが良いが、何の事はなく向かえ酒である。その後で「古い宿」風の公衆浴場との看板を見つけ、入浴した後での昼寝が至福の時であった。
過去記事「宇佐に行く」より
公衆浴場との看板を見て そうなんだろうと思っていたが、内部は日本風の宿であった。聞けば、昔は旅芸人が利用した木賃宿だったとのことで、8畳程度の大部屋から3畳ほどの小部屋が不規則に並んだ部屋だらけである。「四畳半襖の下張」を彷彿させる作りになっていた。公衆浴場と称するものは、半地下になっており、階段を下って入浴するというものだ。
その結婚式の新郎新婦は今では宇佐市民となり、2人の娘さんも母と呼ばれる身になったらしい。まだ小学生の頃に再訪したが、奥さん似の可愛らしい娘さんであった。
また再訪することでもあったなら、あの公衆浴場を訪ねてみたいものである。

別府温泉のおすすめ3大レトロ共同浴場。歴史と風情とあっちい湯!│観光・旅行ガイド - ぐるたび
昭和の雰囲気を残す町なか、路地裏に湯を持つ「別府温泉」西に鶴見岳、東に別府湾に挟まれた形で、南北長く広がる別府市。おんせん県大分を代表する湯の町には、山手、海辺、町なかなどそれぞれのエリアに、8つの温泉地が点在しています。
 
これを眺めた感じでは「駅前高等温泉」だろうか

別府温泉 駅前高等温泉 - はしご湯のすすめ・温泉棟

映画『男はつらいよ 純情篇』で、
赤ん坊を背負い五島行きの船を待っている女性のシーン。最終便が終わってしまい宿代のない女性に懇願されて宿代を貸すが、体で宿代を返そうとする女性との絡みに出た、長崎の港の傍の宿を彷彿とする。
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最終更新日時 :

コメント

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別府も昔に比べると随分様変わりしたようです、、
2022-12-26 21:22
ham URL
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呑兵衛あな

Re: ham 様へ

>随分様変わりしたようです
そうでしょうね~
でも、あの宿の雰囲気は世界遺産ものでよ。
2022-12-27 08:33
呑兵衛あな https://nono634.blog.fc2.com/URL
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